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生産事業

PRODUCTION

生産事業

機能性米の特別栽培

全国でも希少な機能性米「LGC米」

低タンパクの食事療法を必要とされている慢性腎不全・腎臓疾患の患者さんの病態食として近畿中国四国農業研究センターにて開発・改良された『LGCソフト( Low Glutelin Content)』。
SVAでは、全国でも未だ生産量が限られている希少な『LGCソフト』を、業務用としてご使用される病院・介護施設・米穀卸・食品卸・量販店・飲食店など、全国各地の企業様のご要望にお応えして、品質管理・味のチェックを徹底し、安全で美味しい『LGCソフト』の精米や玄米を、生産・出荷をいたします。

『LGCソフト』の「美味しさ」と「より良い品質」を、企業様だけではなく個人の食卓へお届けするために、成分分析など品種の研究・食事方法の開発と提案・保存食としての加工品開発など、未来の農業に向けた様々な活動を行っております。

お米に含まれるタンパク質の約50%は、体内で消化されやすい(可消化性)タンパク質「グルテリン」と、消化しにくい(難消化性)「プロラミン」があります。
『LGCソフト』は、体内で消化・吸収されやすいグルテリン含量を約半分に減らし、体内で消化されにくい(難消化性)「プロラミン」を2倍程度に増やすことで、通常のお米よりも消化されやすいタンパク質を20%~30%減少させたお米です。

食事療法でとりわけ重要なのが、毎日食べる主食となるお米の選択です。 腎臓に負担をかけない低タンパクのお米はいくつか販売されており、お米の代替品として、デンプンで作った製品や、普通のお米を加工して低タンパクにしたレトルト米などがありますが、正直なところ食味が悪く長続きできないというのが実情です。
『LGCソフト』は、そのような欠点を補い、美味しく・長続きするように開発された、腎臓疾患など低タンパク食事療法を行う方に開発された唯一のお米です。また、もっちりとしたおいしい食味のため、一般の方にも美味しく召し上がりいただいております。

ただし『LGCソフト』は、腎臓疾患の予防や治癒効果があるというものではありませんので、病態食としてお考えの方・食事制限のある方は、必ず専門の医師および栄養士の方に、ご相談・ご指導のもとご利用下さい。